10月12-15日は休診となります。病児保育もお休みします。

アデノウイルス

 アデノウイルスは、咽頭扁桃炎だけでなく、胃腸炎や、時には肺炎なども起こすウイルスです。脳炎・脳症や心筋炎などの重症となる場合は非常に稀ですので、比較的安心して見ていられる感染症ですが、発熱期間が長くなりやすく、血液検査も悪くなりやすいので注意して見なければなりません。

 診断された場合、通常は外来で発熱の経過を観察します。抗生剤は無効ですので、通常は投与しません。小さい子で高熱が続くと、食事摂取が不良となって入院が必要になることもあります。また、咽頭結膜熱(プール熱)や流行性角結膜炎のように、感染性の高い眼の病気を起こすこともあるので注意が必要です。

咽頭結膜熱(プール熱)

 発熱、結膜炎、咽頭炎を主症状とする疾患で、プール熱ともいわれますが、プールだけで感染するわけでありません。夏に多く、潜伏期間は 2日~14日です。眼の症状は、充血、痛み、涙の分泌の増加、まぶしがる、眼脂などがあります。臨床症状や、アデノウイルス抗原の迅速診断キットで診断します。抗生剤は無効で、有効な治療薬はありませんので、安静にして治るのを待ちます。
 *出席停止について:発熱、咽頭炎、結膜炎などの主要症状が消失した後 2 日を経過するまで出席停止となります。個々の登園登校の可否については、医師の指示に従ってください。

流行性角結膜炎

眼の角膜と結膜の炎症が合併する伝染病です。学校ではプール施設内で感染することが多いです。アデノウイルス 8 型が原因となることが多いようです。潜伏期間は2日~14日で、プール、タオルなどを介して接触感染します。眼瞼(まぶた)が腫れる、眼の異物感、めやになどが症状となります。有効な治療薬がないので、自然軽快するのを待ちます。しかし、角膜に傷があると視力障害が後遺症として残る可能性があるので、眼の異常を感じた場合には眼科を受診してください。
 *出席停止について:眼の症状が治ってからも感染力が残る場合があるので、医師が感染のおそれがないと認めるまで出席停止となります。

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